「うちの子って天才?」と思った瞬間 子どもたちの才能、実ってます!

実りの秋。お米やくだものなど、おいしい食べ物が楽しみな季節ですが、今回は子どもたちの「才能の実り」に注目してみました。
何気ないひと言で周囲を笑顔にしたり、思いがけない場面で頼もしい姿を見せたり。子どもと過ごしていると、「そんなこともできるの?」「もしかして、天才?」と驚く瞬間がありませんか。
才能と聞くと、勉強やスポーツを思い浮かべるかもしれません。でも、誰かを和ませることや、好きなことに夢中になることにも、その子らしさが表れるもの。
今回は、わが子や身近な子どもたちに「すごい!」と感じたエピソードをご紹介します。思わず頬が緩む、5つの才能が集まりました。
みんなを笑顔にする才能

何気ないひと言やしぐさで、周りの人を笑顔にしてくれる子どもたち。大人なら少しためらってしまう場面でも、感じたことを素直に伝える姿に、その場の空気が和らぐことがあります。
人を和ませるのも、すてきな才能のひとつ。こんな声が届きました。
わが家の「ほめ上手」に、みんなにっこり
最近、「すごいね!」「上手だね!」が口ぐせの3歳の次男。私が洗濯物を畳むと「ママ、上手!」、夫が瓶のふたを開けると「パパ、すごーい!」と拍手してくれる。この前は、くしゃみをしたおじいちゃんにまで「大きいのできたね!」とひと言。家族みんなで笑ってしまった。何でもほめてくれるので、一緒にいるとちょっと自信がつく(笑)。(小1、3歳の男の子のママ)
「かわいい!」のひと言で、周りが和やかに
1歳の娘は最近、小さい子どもやキャラクターを見ると、何にでも「かわいい!」を連呼する。家族でお出かけしているときも、いたるところで言うので、知らないご家族など、周りが和やかなムードに……。私と妻はいつも冷や冷やしているが、周囲を和ませる才能があるのかもしれない(笑)。(1歳の女の子パパ)
えっ! そんなことまで!? 覚える才能

迷路のような病院で、3歳の娘が案内役に
里帰り出産で入院していたときのこと。遠方からお見舞いに来た夫を、3歳の娘が手を引いて、ひとりで案内してくれた。迷路のような病院の中なのに! 祖父母と毎日お見舞いに来てくれてはいたが、その頼もしい姿に、夫も祖父母も驚きっぱなしだった。(たまちっぷす編集部N)
絵本の読み聞かせ、間違いは見逃しません!
現在小4の三男が2歳の頃、毎晩寝る前に絵本の読み聞かせをしていた。ある日、登場人物のせりふを少し違う言い方で読むと、「ちがうよ!」とすかさず訂正。試しに続きを聞いてみたら、次のせりふも、その次もすらすら! まだ字は読めないのに、何度も聞くうちに覚えていたよう。子どもの記憶力に驚いた瞬間だった。(小4のママ)
形を見ただけで即答!3歳の都道府県博士
当時3歳の息子が日本地図のパズルにはまり、いつの間にか都道府県の名前と形を覚えていた。ピースをひとつ見せるだけで「群馬県!」などと答えるので、家族で「天才かも」と大盛り上がり。ところが「これ、何県?」と何度も聞いていたら、最後は「ママ、まだ覚えられないの?」と心配されてしまった。(小6、小2のママ)
新しいことを理解する才能

「まだ難しいかな?」と思いながら教えてみたら、あっという間に理解してびっくり! 子どもの飲み込みの早さに、驚かされることもありますよね。「これもできるかも」「将来は何が得意になるのかな」と、つい期待が膨らむことも。そんな「新しいことを理解する才能」を感じたエピソードをご紹介します。
足し算をすぐに理解! 将来への期待が膨らんで……
3歳の息子に足し算の概念を教えたところ、すぐに理解したので、「すごい! 将来が楽しみ!」と思った。ただ、成長した現在は、当時の期待とは違って少し残念な気も。まあ、元気に育ってくれているならいいのかな? と思っている。 (たまちっぷす編集部S)
「作りたい!」が止まらない、わが家の工作名人
YouTubeでダンボール工作の動画を見ていた小4の息子。「自分でも作りたい!」と言い出し、見よう見まねで工作を始めた。できあがったのは、原寸大のゲーム機! なかなかのクオリティに家族みんなで「すごい!」と褒めたら、スマホにパソコンと、次々に作るように。うれしいけれど、材料のダンボールと作品の山で、部屋がえらいことになっている。(高1、小6、小4のママ)

体でコツをつかむ才能

「いつの間にできるようになったの?」と、子どもの動きにびっくり! 遊びの中でコツをつかんだり、誰かのまねをして挑戦したり。大人が思っている以上に、すんなりできてしまうこともありますよね。そんな「体でコツをつかむ才能」を感じたエピソードをご紹介します。
お手本を見せるつもりが、立場逆転!
娘と公園でバドミントンをしたときのこと。最初は空振りばかりだったのに、何度かやるうちにコツをつかんだようで、続けて打ち返せるようになった。私が打ち損ねた羽根まで拾うので、すごいなと思っていたら、「ママ、もっと真ん中に打って」。教えるつもりで始めたのに、気づけば私がアドバイスをもらっていた。(小1のママ)
教えていないのに、平泳ぎができた!
小学1年生の甥っ子が、教えていないのに平泳ぎができて、才能があると思った。(たまちっぷす編集部H)
「好き」を形にする才能

好きなことに夢中になる子どもたち。「やってみたい!」「もっと上手になりたい!」という気持ちが、大人も驚く力につながることがあります。そんな「好き」を形にする才能を感じたエピソードをご紹介します。
娘のデコレーションで、手作りケーキが大変身!
イチゴのデコレーションケーキを買ったとき、お値段の割に小さくて、たくさん食べたい子どもたちはがっかり。子どもは味より大きさ重視……。それ以来、誕生日ケーキを手作りするようになった。でも、大雑把な性格の私のデコレーションはお粗末。「これでは映えない!」と、当時中学生だった娘が担当することに。パティシエールを目指していた娘の手で、ホテルのケーキのように変身した!(たまちっぷす編集部73)
好きな電車のためなら、早起きもおまかせ!
電車が大好きな小2の息子。休日に乗りたい電車があると言い、アプリで乗り換えや発車時刻を調べて、「この時間に家を出よう」と提案してきた。当日は私たちより早く起きて、支度も完了。いつも学校に行く前は何度も「早くして!」と言っているのに。好きなことへの段取りのよさに、感心してしまった。(小4、小2のママ)
周りを笑顔にする力、道を覚えて案内する力、新しいことを理解する力。体でつかんだコツや、好きなものを形にする工夫にも、子どもたちの個性が表れていました。
「うちの子って天才?」という言葉には、驚きだけでなく、わが子の新しい一面を見つけた喜びも詰まっている気がします。
立派な記録や作品がなくても、日々の暮らしの中に「すごい!」と思う瞬間はあるもの。大人にはちょっとしたことに見えても、その子にとっては得意なことや、夢中になれることなのかもしれません。
実りの秋、みなさんも子どもたちの姿に目を向けてみませんか? 思わず「天才かも!」と言いたくなる瞬間が、すぐそばにあるかもしれません。
取材・文/羽田朋美(NeemTree)