寒くなる前に済ませたい! 家族のQOLを上げる「11月の冬支度」チェックリスト

朝晩の冷え込みが増えてくると、そろそろ気になる家族の冬支度。「子どもの上着が小さくなっていた」「手袋が見つからない」と、寒い朝に慌てた経験はありませんか?
衣類や寝具の入れ替え、暖房器具の掃除などを11月中に少しずつ進めておけば、毎日の支度にもゆとりが生まれます。
本格的な寒さが来る前に済ませたい「家族の冬支度チェックリスト」を紹介します。家族で確認しながら、暖かく快適な冬を迎える準備を始めましょう。
寒くなる前に、心地よい冬の準備を
家族の冬支度チェックリスト10

冬支度のポイントは、家族がよく過ごす場所や、毎日使うものから見直すこと。窓まわりの冷気を抑えたり、防寒小物の定位置を決めたりと、身近な工夫が冬の暮らしを快適にしてくれます。
下の10項目を確認して、準備が済んでいるものにはチェックを。わが家に必要なものから取り入れてみましょう。
□冬服・肌着・寝具を出し、サイズや状態を確認する
□暖房器具を掃除し、試運転する
□厚手で床近くまで届くカーテンを取り入れる
□窓やドアの隙間を確認し、隙間テープで対策する
□窓に合う断熱シートなどを取り入れる
□床にラグや断熱マットを敷く
□サーキュレーターや間仕切りで暖かさを保つ工夫をする
□加湿器を手入れし、結露対策も整える
□子どもの通園・通学用の防寒品を準備する
□停電や大雪に備えて防災用品を見直す
ここからは、チェック項目をひとつずつ見ていきましょう。
1. 冬服と寝具を整えて、寒い日も快適に
□冬服・肌着・寝具を出し、サイズや状態を確認する

冬服は、買い足す前に手持ちをチェック。子どもの上着は、前を閉めた状態で腕を上げたり、しゃがんだりしてもらうと、きつくなったところがわかります。通学で着るなら、普段の服に重ねて試すのがポイント。肌着や靴下も並べて、サイズアウトや傷みのあるものを除いてから、不足分を買い物リストにまとめましょう。
衣替えでは、薄手の長袖や羽織りものをしまい込まないことも大切です。朝は冷えても日中は暖かい日など、気温に合わせて重ね着できるよう、取り出しやすい場所に残しておきましょう。
寝具は、毛布や冬用布団を広げて、汚れやにおいがないか確認を。洗濯やクリーニングが必要なら、使い始める日から逆算して済ませておきます。シーツやカバーの交換も一緒に終えておけば、急に冷え込んだ夜も、収納から出してすぐに使えます。
2. 暖房器具は、使い始める前にひと手間
□暖房器具を掃除し、試運転する

冷え込んだ日に暖房をつけたら、ほこりやにおいが気になる。そんなことがないよう、掃除と試運転は早めに済ませておきたいところです。
エアコンのフィルターなど、家庭で手入れできる部分を取扱説明書に沿って掃除したら、実際に動かしてみましょう。気になる音や不具合があれば、寒さが厳しくなる前に相談できます。暖房器具の近くに、脱いだ上着やランドセルが置かれていませんか? まわりを片づけて、必要な距離を確保することも忘れずに。
3. カーテンで、窓際のひんやり感をやわらげる
□厚手で床近くまで届くカーテンを取り入れる

暖房をつけているのに、窓際だけ寒い。そんなときは、カーテンの厚みや丈を見直してみましょう。厚手で床近くまで届くものは、窓からの冷気が室内に広がるのを抑える助けになります。
まずは今のカーテンを閉めて、左右や裾に大きな隙間がないかチェック。買い替えるなら、窓の寸法を測ってから選ぶとスムーズです。
色や素材も楽しみながら選べば、部屋の雰囲気も冬らしく。暖房器具に触れたり、吹き出し口をふさいだりしない長さと配置に整えましょう。
4. 隙間風には、手軽なテープで対策を
□窓やドアの隙間を確認し、隙間テープで対策する

カーテンを閉めても窓際が寒いなら、サッシのまわりに隙間がないかチェックしてみましょう。古くなったパッキンなどが原因で風が入る場合は、隙間テープで補う方法があります。買いに行く前に、貼りたい場所の幅や隙間の大きさを確認しておくと、売り場で迷いません。ホームセンターでは手頃な価格のものも見つかるので、まずは気になる窓一か所から試してみても。ドア用などと間違えないよう、窓に使える製品を選びましょう。
貼る面の汚れを落とし、取り付けたら開閉と鍵のかかり具合を確認します。賃貸の場合は、はがせるタイプかどうかや、粘着跡についても確認しておくと安心です。
5. 断熱シートで、窓まわりにもうひと工夫
□窓に合う断熱シートなどを取り入れる
カーテンに加えて対策したいときは、窓用の断熱シートも選択肢のひとつ。水で貼るタイプなどもあり、取り付け方や見た目の好みに合わせて選べます。
ただし、使える製品は窓ガラスの種類によって異なります。購入前に対応するガラスを確認し、製品の注意事項に沿って取り付けましょう。壁用のシートを使う場合も、壁材との相性や、はがすときの注意点を確認しておくと安心です。
家じゅうを一度に整える必要はありません。まずは長く過ごすリビングや、冷え込みが気になる寝室から対策してみましょう。
6.ラグを敷いて、足元にぬくもりを
□床にラグや断熱マットを敷く

フローリングのひんやり感が気になるなら、ソファの前や子どもが遊ぶ場所にラグを敷いてみましょう。毛足のあるものは空気を含みやすく、床のひんやり感をやわらげてくれます。肌触りだけでなく、洗いやすさや掃除のしやすさも選ぶポイントです。
冷たさが気になる場合は、敷物の下に使えるアルミ保温シートを重ねる方法もあります。また、毛足のある敷物を避けたいなら、コルクマットも選択肢に。過ごし方や部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
7. 空気の流れと間仕切りで、暖かさを届ける
□サーキュレーターや間仕切りで暖かさを保つ工夫をする
顔のあたりは暖かいのに、足元は寒い。暖かい空気が上にたまっているときは、サーキュレーターで空気を循環させる方法もあります。エアコンと併用するなら、エアコンと反対側の床に置き、風を天井へ向けるのがポイント。体に直接風を当てずに、部屋全体へ暖かさを行き渡らせます。
廊下や階段へ暖かい空気が逃げやすい間取りなら、間仕切りカーテンを取り入れるのもひとつの方法です。家族が過ごす空間をゆるやかに区切ることで、暖める範囲を工夫できます。
8. 加湿と結露のケアは、セットで準備
□加湿器を手入れし、結露対策も整える

冬は空気が乾燥しやすく、暖房を使う室内では湿度も下がりがち。肌やのどの乾燥が気になる季節に備えて、加湿器も使える状態に整えておきましょう。まずはタンクやフィルターを、取扱説明書に沿って掃除するところから。
加湿中は、湿度計で室内の湿度を確認します。窓に結露が増えていたら、加湿の量を調整したり、換気をしたりして様子を見てみましょう。窓の近くにクロスを置いておくと、水滴に気づいたときにさっと拭き取れます。
朝の身支度の前に水を替える、掃除のときに換気するなど、いつもの家事と組み合わせると、毎日の手入れも続けやすくなります。
9. 防寒小物に定位置をつくって、忘れ物を減らす
□子どもの通園・通学用の防寒品を準備する
上着や手袋は、サイズだけでなく、子どもが自分で着脱できるかも確かめると安心です。通園・通学用は、園や学校のルールに合わせて準備しましょう。
記名を済ませたら、玄関にかごやフックを用意して定位置づくりを。帰宅後に戻す場所が決まっていると、朝の「手袋はどこ?」が減ります。
雨や雪で濡れた手袋や上着、靴は、乾かす場所も決めておくとスムーズです。乾いたら、いつもの置き場所へ。子どもが手の届く場所を一緒に決めておくと、片づけや翌朝の支度も自分で進めやすくなります。
10. 防災用品にも、冬ならではの備えを
□停電や大雪に備えて防災用品を見直す

大雪で交通機関が止まったり、道路が通りにくくなったりすると、買い物に出られないこともあります。飲料水や食品、日用品のストックを確認し、足りないものは早めに補っておきましょう。食品は、子どもが食べ慣れたものや、調理の手間が少ないものを選ぶと、外出できない日にも助かります。
雪の重みで電線が切れたり、倒れた木が電線に接触したりして、停電が起こる場合もあります。懐中電灯は点灯するか、モバイルバッテリーは充電できているかをチェック。暖房が使えないときに備えて毛布や防寒着を用意し、断水に備える携帯トイレもまとめておきましょう。保管場所は、家族みんなで共有しておくと安心です。
帰宅やお迎えが難しくなる場合も考えて、家族の連絡方法や、園・学校からのお知らせを確認する手段も決めておきたいですね。
冬支度は、家族で少しずつ進めましょう。「今週末は衣類、来週は窓まわり」と分ければ、休日にも無理なく取り組めます。
服の試着や手袋の整理など、子どもができることもいろいろ。終わった項目にチェックを入れながら、暖かく過ごせるわが家を整えていきましょう。
取材・文/羽田朋美(NeemTree)