夏休み、なんでこんなに大変!?ママ・パパを救う"ちょいラク習慣"

夏休み。子どもたちはうれしそうなのに、親はなぜか毎日ぐったり......。
朝ごはんを出したと思ったら、もう「お昼なに?」。暑くて外遊びも難しく、家にいれば「ひまー!」の声。気づけば、自分の時間はほとんどありません。
特に最近は、猛暑の影響で夏の過ごし方も変化中。公園遊びが難しかったり、食事づくりの負担が増えたりと、「夏休みってこんなに大変だったっけ......?」と感じるパパやママも多いのではないでしょうか。
だからこそ大切なのは、"ちゃんとやる"より、"少しラクになる工夫"を持っておくこと。今回は、夏休みを少し軽やかにしてくれる「みんなのちょいラク習慣」をご紹介します。
夏休み、なんでこんなに大変なんだろう?

夏休みが始まる前は、「今年はどこへ行こう?」「何して遊ぼう?」とワクワクしていたはずなのに、始まってみると、親は毎日へとへと......。「早く学校、始まらないかな〜」。そんな声をよく耳にします。
その理由のひとつは、普段は学校が担ってくれていたことが、夏休み中はほぼ家庭に集まるから。
昼ごはんの準備、遊び相手、生活リズムの管理、宿題の声かけ......。
さらに最近は猛暑の影響で外遊びもしづらく、「家でどう過ごすか」問題まで加わります。
仕事や家事をしながら子どもの夏休みを回していると、「自分の時間がまったくない!」と感じる日もあるかもしれません。
しかも、SNSではキラキラした夏休みの投稿もたくさん目に入ります。「ちゃんと楽しい思い出をつくらなきゃ」「毎日を充実させなきゃ」と、知らないうちにプレッシャーを感じてしまうことも。
夏休みが大変なのは、"親のがんばり不足"ではなく、単純にやることが多いから。まずは、「大変なのは自分だけじゃない」と知るだけでも、少し気持ちがラクになるかもしれません。
朝のバタバタを減らす"前日ちょい仕込み"

たとえば――
・翌日に着る服をセットしておく
・水筒、帽子、タオルを玄関にまとめておく
・朝ごはんの準備をある程度しておく
・翌日の予定をざっくり共有しておく
など、「朝に考えること」を減らしておくだけでも、バタバタ感はかなり変わります。
また、夏休み中は"毎日の流れ"を軽く決めておくのもおすすめです。
・「朝ごはんのあと30分は宿題」にする
・ホワイトボードや紙に「今日やること」を書いておく
・午前中にやることを終えたら自由時間にする
など、"毎日同じ流れ"をつくっておくと、親も何度も声をかけずに済みますし、「ひまー!」の連呼も落ち着きやすくなるでしょう。
ごはんの仕組み化で"3食問題"をラクに

夏休み中、多くの家庭で悩みのタネになるのが"3食問題"。
朝ごはんを片づけたと思ったら、もう「お昼なに?」。暑さでキッチンに立つだけでも大変なのに、毎日メニューを考えるのはなかなかの重労働です。
しかも、学童や部活、習い事がある家庭では、お弁当づくりが続きます。
そこで、みんなの家の"夏休みごはん事情"を聞いてみました。
リアルボイス
毎日献立を考えるのがしんどくて、月金はソーメン、火曜はチャーハン、水曜は焼きそば、木曜はオムライスに固定。子どももわかっているので、『今日なに?』攻撃が減った(笑)(小4・小1のママ)
学童のお弁当づくりは、毎年、卵焼きやおかずを小分け冷凍して乗り切っている。毎日全部手作りは無理。冷凍食品にもかなり助けられている(小2のママ)
カレーを大量につくって冷凍。1日目はカレーライス、2日目はカレーうどん、3日目はドリアに変身。『またカレー?』と言われないようにごまかしている(笑)(小6、小2のママ)
猛暑の夏は、"家の中"を楽しめるとラクになる

最近の夏は、暑さが厳しすぎて「公園に行っておいで!」が難しい日も増えました。
だからこそ、夏休みは"室内でどう過ごすか"が重要。気づくと動画やゲーム漬けになってしまうので、"家時間の乗り切り方"をいくつか持っておくと、親も子どももラクになります。みんなの"家時間の工夫"を聞いてみました。
リアルボイス
暑すぎて外に出られない日は、ベランダでアイスを食べる"外カフェごっこ"をしている。ちょっと外に出るだけでも、子どもには特別感があるみたい(小3・小1のママ)
ポップコーンを用意して部屋を暗くして、おうちシアターに。その間に、親は仕事の集中タイム(小2、小1のママ)
午前中だけ"カフェ勉タイム"にしています。ジュースを出して、『30分だけ宿題&読書しよう』って声をかけると、意外と集中してくれる(小2のママ)
頼れるものには頼る!ひとりで抱え込まない夏休み術

毎日のごはん、遊び、宿題、予定管理......。
長い夏休みを、親だけで完璧に回そうとすると、どうしても疲れがたまってしまいます。
だからこそ、家族や地域のサービス、イベントなど、"頼れるもの"を上手に使うのも大切。少し親の負担が減るだけでも、気持ちに余裕が生まれます。
リアルボイス
3泊4日のサマーキャンプに参加させている。本人も楽しいし、親にとっても貴重なひと息タイム(小6、小2のママ)
夏休みは、夫の実家に1週間、私の実家に1週間帰省するのが恒例。『2週間はごはんづくりから解放される!』と思うと、かなり気持ちがラクになる(小4・小1のママ)
地域の児童館を3ヵ所くらいチェックして、イベント予定をカレンダーに書き出している。工作や映画会、さまざまなワークショップなど、毎日のように何かしら予定があるので助かる! 児童館は涼しいし、お金もあまりかからないので、夏休みの避難場所みたいな存在(小3・小1のママ)

"親の回復時間"を確保することも大事!

夏休みは、子どもの予定やごはん、宿題、遊び相手など、"子ども中心"で1日が回りがち。
気づけば、自分のことは後回しになっているパパママも多いのではないでしょうか。
でも、子どものことを優先し続けると、夏休み後半には親のほうがガス欠になってしまうことも。だからこそ、"親が回復する時間"を最初から予定に入れておくことも大切です。
たとえば――
・1日10分だけでも、ひとりでぼーっとする時間をつくる
・好きなアイスやコーヒーを"自分用"に常備しておく
・「今日は一緒に昼寝しよう」と割り切る
・「今日は頑張らない日」を最初から決める
・レトルトOK、出前OKなど、週に1回は家事を減らす日にする
こんなふうに、"自分をラクにする前提"をつくっておくと、気持ちにも少し余裕が生まれます。
夏休みは、楽しい反面、親にとっては長期戦。
全部を完璧にこなそうとすると、どうしても疲れてしまいます。
だからこそ大切なのは、"がんばり続ける"より、"ラクできる仕組み"を少しずつ増やすこと。
それぞれの家庭に合った"ちょいラク習慣"を取り入れながら、親子ともに無理なく夏を乗り切りたいですね。
取材・文/羽田朋美(NeemTree)
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